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ダイバーだけが見れる沈船!魅力伝えます✨

今回は沈没船を潜るというのがテーマです。

ダイビング用語でいうとレックダイビング!

ダイバーなら絶対に見てほしい景色です。

 

レックダイビングとは…

まずレックというのは『難破した』という意味を持ちます。

要は壊れた船です。それを僕たちは沈船という風に呼ぶのですが、

これは事故で沈んでいるだけではありません。

ダイビングスポットや魚達の住処を作る意味で意図的に沈めている場所もあります。

沈船ダイビング

海外では船だけではなく、飛行機などもこのレックダイビングにまとめられるみたいです。

その人工物が沈んでいるダイビングスポットへ潜るのがまさしくレックダイビング。

沈船のダイビングスポットはどこにある…?

沈船といってもそんなダイビングスポットが国内にそんなにあるものなのか?

これが意外とあるんです。

それも場所によって船の形や大きさも違うので雰囲気は全然違います。

いくつかの沈船スポットを紹介させて頂きます。

・熱海

まずはレーブのダイビングツアーでもよく開催する熱海。

この熱海の沈船は約35年ほど前に事故で沈んだ沈船です。

東京から日帰りで行ける場所に意外とこんな沈船が沈んでいます。

サクラダイと呼ばれる深場に生息するハナダイと古びた沈船のコラボが良い感じなんです。

 

沈没船

・白浜

少し遠いですが、和歌山の白浜も沈船で有名。

こちらも熱海ほどのスケールはありませんが、しっかりとした船が沈んでおります。

その沈船を囲むようにイシモチなどが壁を作るように住み着いています。

いろんなお尋ね者がいるということもあって、いつ行っても飽きがこないんですよ~。

沈船

・与論島

こちらの沈船はなんと海上保安庁の巡視船が沈んでおります。

ここは事故というよりは、廃船になった船を沈めたスポットです。

現役では海上を見守り、現役を退いた後は海中を見守る…。

なんて僕はよく言ってます。(笑)

他とは雰囲気が全然違う沈船スポットですね。

沈没船

・沖縄本島

どんどん南へ下ります。

沖縄はそもそもダイビングスポットとして有名な場所ばかりですが、

沈船も忘れてはいけません。

ここにはエモンズと呼ばれるアメリカの船が沈んでおります。

しかもこの船は戦時に沈んだと言われている船です。

雰囲気は…言うまでもありません。

沈没船のダイビング

このように国内でも沈船スポットは数多く存在しておりますよ~

沈船ダイビングに必要なスキルとは…?

どのダイビングにも言える事ですが、

ダイビングに知識やスキルはあるに越したことはありません。

当然今回紹介させて頂いている沈船もその1つです。

海は流れや波、複雑な潮流や、透明度などいろいろ複雑な条件があります。

そのどの条件にも対応できるダイバーこそが楽しめるダイバーなんです。

その中でも最低限と言われるスキルを紹介していきます。

中性浮力

①スポーツダイバーへのランクアップ

ダイビングライセンスはいろんなランクがあります。

一番最初に取得できるオーシャンダイバーというランクは

水深-18mまでの潜水が許されています。

ただ沈船のスポットは-20mを越えるところばかりです。

まずそのダイビングスポットに行くだけでもランクアップが必須。

これからダイビングをする方もぜひランクアップを視野に入れてほしいです。

沈船

②とにかく浮力!

ダイバーは『中性浮力』という状態を作って泳ぎます。

これは宇宙空間の無重力にも似てて浮きも沈みもしない状態。

これをコントロールできるダイバーは沈船ポイントでも縦横無尽に楽しめるはずです。

水底から見上げたダイバーの影

 

③エアの管理

これも当然のスキルですが、ダイバーは自分自身でエアの管理をする必要があります。

先ほども言いましたが、沈船のポイントは決まって水深-20m以深に存在します。

深いという事はエアの消耗も早くなる為、エアの管理が出来ない方や消耗が激しい方は

お連れする事が出来ません。ダイバーとしてしっかりエアの管理もしましょう。

中性浮力

④ある程度の事は落ち着いて出来ることが大事!

一言でダイビングと言ってもいろんなスキルがあります。

それは、レギュレーター(呼吸源)が外れた時の対処や

マスク(ゴーグル)に水が入った時の対処。

あとは深場でもパニックを起こさない程度のレベルは必要です。

海の中で自由に泳ぐ

沈船の魅力とは…

沈船は潜った方にしか分からない魅力があります。

それはそこに行くから初めて分かるんですが、

今回は僕なりの視点で簡単に紹介していきます。

①自然と人工物のコラボ

海は自然が広がっていてそのネイチャー感がダイビングの良さでもあるのですが、

沈船は人工物ですよね。

ただその人工物が自然の中にどんどん溶け込んでいっている様子が面白いんです。

当然沈んだばかりの沈船はなにもない殺風景な状態です。

ただこれが長い年月をかけてサンゴが生えたり、いろんな魚の住処になるんです。

沈没船

風化している沈船はなんとも言えない魅力があります。

②ダイバーだけの特別な空間

先ほども言いましたが、沈船はダイバーだけの景色。

そもそも海中自体がダイバーだけの景色ですが、

これに沈船ともなると一石二鳥です。

その特別な空間も良さの1つですね。

③沈船を囲う魚達

魚達からすると水中に急にマンションが建ったようなものです。

そのマンションは隠れ家にもなるので多様多種の群れを見る事ができます。

小魚の群れ

小魚やそれを狙う中型の魚や大型の魚など。

僕らが何気なく潜っている間でも食物連鎖が起こってるんです。

そんな光景も見れるのは魚達の魚礁になっている沈船ならでは。

小魚の群れ

ダイバーになったらぜひ見てほしい景色です!!

これまで紹介してきたレックダイビングですが、

冒頭でもお伝えした通り、ダイバーなら絶対に見てほしい景色です!

せっかく水中に潜れるライセンスをゲットするなら沈船も1つの目標にしてみてはいかがでしょうか!

きっと潜ると魅了されるはずです。

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