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夏のダイビングで気を付けることは?

皆さんこんにちは!渋谷店のアッコです♪

夏が始まります!これからの時期どんどん暑くなり海に入るにはもってこいの季節となりますね🌞

季節に後押しされ、これからダイビングを始めようと思っている人も多いはず✨

そんな夏のダイビングでの注意点をいくつかお伝えいたします!

これを抑えておけば夏のダイビングが楽しめること間違いなし!

 

優雅に泳ぐダイバー

 

夏の日差し

夏は気温も上がり、紫外線の降り注ぐ量、太陽のジリジリとした光と、日差しを感じることが多くなると思います。

そんな日差しを浴びながらのダイビングは、気を付けなくてはいけないところがあります。

 

【紫外線対策】

紫外線が強くなるのは初夏~夏本番にかけて。

ダイビングはスーツを着るし、海に入るからと油断していると日焼けをしてしまいます。

日焼けはお肌の火傷です。綺麗に治ったとしても10年後にシミ、しわ、たるみとして現れます。

炎天下での器材のセッティングやダイビング前の注意事項の説明の場では、

日焼け止め、衣服での紫外線対策を忘れずにしましょう。

また、紫外線は、白内障など眼の病気の原因にもなってしまいます。

サングラスや帽子などもあると尚良いでしょう😎

 

【脱水症状】

脱水症状とは水分が体内から不足している状況を言います。

初期の症状としては、のどの渇きや立ち眩みなどを感じる方が多いです。

その後吐き気や手足の震え、めまいなどを引き起こし最悪の場合死に至ります。

ダイビングは海の遊びです。水場にいながら脱水症状になるのか!?と思う方もいるでしょう。

ダイビング中にトイレに行きたくなるリスクを恐れて、水分をあまり摂らないようにしていたり、

ダイビング前に利尿作用のあるコーヒーやコーラなどのカフェイン飲料を好んで飲む方は要注意です。

陸ではスーツを着ているだけで汗をかき、日焼けとともに水分も奪われます。

脱水症状にならないためにもこまめな水分補給を心掛けましょう!

 

【熱中症】

7.8月には特に起こりやすいです!

初期症状としては頭痛、めまい、吐き気、筋肉痛、けいれんなどがあり、

異変に築いたらすぐに涼しい場所へ移動し休憩しましょう。

重症化をすると意識障害を起こすこともあります。

対策としては塩分をしっかりとることと水分補給です。

海に入るからと安心せずに塩分、水分の撮れるものは常に持ち歩きましょう!

 

船の上で集合写真

 

夏の海中

夏の海の中では気を付けたい生物もいます。

夏の風物詩ともいえる生物たち、海で出会ったら気を付けたい生き物を見ていきましょう!

 

【刺す生き物】

・クラゲの仲間

本州に生息する生き物でカツオノエボシやアンドンクラゲなどがおり、別名電気クラゲと言われています。

どちらも足に見える部分に毒があり、刺されると痛み、頭痛、不整脈を起こす可能性があります。

水面に浮遊しているため、見つけたときは避けて泳ぎましょう!

ダイビングセンターなどの近くでは、見つけたら捕獲しておいてくださるところも多いです!

 

・アカエイ

全国的に生息している生き物です。

尻尾の先端についた毒針にはかえしが付いているため、いったん刺されると簡単には抜けません。

全身のけいれんや嘔吐、発熱などの症状があり、最悪の場合死に至りますがむやみに近づかずに

観察する分には問題ないでしょう。

 

・オニヒトデ

紀伊半島や八丈島、沖縄南部などに生息しています。

背面の毒針には強い毒があり、激しく痛み、壊死、さらに死亡する場合もあります。

応急処置としては刺さったとげを抜き、45度のお湯にさらしましょう。

また、見つけても見るだけにし、触らないようにしましょう!

 

【咬む生き物】

・ゴマモンガラ

砂地に産卵床をつくり、近寄るダイバーに攻撃してきます。

強く大きな歯を持ちあごの力も強いため、咬まれるとケガをしてしまいます。

見つけても近づかず、速やかに離れましょう!

 

・ウツボ

岩の間や、物陰に隠れていることが多いです。

見つけても棒でつついたり、ちょっかいを出すのはやめましょう!

見つけてもそっと眺めておくだけにしておいてください。

 

・ヒョウモンダコ

海の岩場での遊び、海水浴で咬まれる危険性も高く、咬まれた場合はしびれや言語障害、

最悪の場合は死に至ります!

咬まれたら水にさらし、血を絞り出し病院に行きましょう!

 

ウツボの写真

 

夏の海を楽しむためには

 

・生き物の観察の仕方

生き物を観察する際に大切なことは、危害を加えないことです。

無理に触ろうとしたり、棒でつついて攻撃などしないでください!

その海に住み着いていた生き物がいなくなってしまったり、魚を逃がしてしまうと他のダイバーさんたちにも迷惑が掛かります。

また、先ほど述べた危険な生物たちも、こちらから危害を加えなければ襲ってこないものがほとんどです。

生き物を見る時はゆっくりと着底し、砂を巻き上げないことを意識し、むやみに触らず見るだけにしましょう!

(水中カメラやGoProを取る際も生物に当てないよう気をつけましょう!)

 

生き物とダイバー

 

・スーツのサイズ感

ダイビングをするうえでダイビング器材は最も重要なものとなってきます。

スーツには保温と保護の役割があり、スーツを着ることで水中の生き物や岩から肌を守ります。

また、サイズの合わないスーツは体が急激に冷やされ体温を奪われます。

サイズの合わないスーツを着ている人ほど体が冷えトイレも近くなります。

ダイビング中にトイレに行きたくならないように水分控えよう。そこが落とし穴です!

上記でもあるように、水分を控えることで怖いのが脱水症状。

この悪循環をなくすため、スーツサイズはしっかりと自分の体に合うものを使いましょう。

 

・水分塩分補給をしっかりとする

ダイビングは海の遊びです。波酔いやボート酔いで心配な方は酔い止めを飲む方も多いでしょう。

強い酔い止めを飲むと脱水症状を引き起こしやすくなります。

また、夏場ですから何もしなくても水分や塩分は奪われていきます。

カフェインが入っている飲み物ではなく、水やスポーツ飲料、

塩分の取れる食事などはこまめにとるようにしましょう。

 

最後に!

 

ここまで読んでくださった皆さんの中には、水中の生物に対しての恐怖感をいだく人も多いはず!

安心してください。観察の仕方や見つけたときの対処をしっかり守っていれば攻撃されることはほとんどありません!

多くの生き物はコチラからちょっかいを出さない限りはおとなしいです!

また、グローブやスーツを着ているため体の保護をしてくれています。

ルールを守り潜れば問題ないでしょう♪

また、楽しくダイビングするためにも体調管理や日焼け対策もしっかりしておきましょう✨

 

水中を楽しむダイバー

 

 

 

 

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