春のダイビング見どころ紹介🌷
皆さんこんにちは!渋谷店のアッコです♪
暖かくなり海日和の日も増えてきましたね✨
本日は春の海についてお話していこうと思います。
春の海の特徴
春の海は地上で木々たちが色づき始めるのと同じように、海藻も成長し、生物豊かな海になっていきます。
春の気候
秋と同様日本の四季の中でも気候が穏やかな時期です。
気温も上がってきて20度を超える日もでてきます。
特に4月は季節の移り変わりが一番早い時期ともいわれています。
海の水温
3月から6月までの水温は16度~20度ほどになります。
少しずつ水温が上がってくることで寒がりな方も潜りやすくなり、
水中生物も赤ちゃんが生まれ、幼魚が育つ時期となります。
透明度
春になると春濁りという現象が起こります。
透明度はそれまでに比べ、グンと落ちることも多いです。
暖かくなって海中の植物が成長し、たくさんの植物プランクトンが発生することで起こります。
また、この時期は中国大陸から飛んでくる黄砂によって砂漠のミネラルが海の栄養分となり、
植物性プランクトンの繁殖をより活性化させているといわれています。
春濁りは、春の間、ずっと続くわけではなく、周期的に起こります。
3月下旬から4月いっぱいはこの春濁りが起こりやすくなっています!
この春濁りだらかこその海の楽しみ方もあるんです♪
生き物
春は産卵シーズン!
アオリイカの産卵、サンゴの産卵、タツノオトシゴのハッチアウトなど
春ならではの瞬間がたくさん訪れます。
また、生まれたばかりの幼魚も多くマクロ派ダイバーにはもってこいの季節になります。
こちらの写真はアオリイカの産卵シーンです✨
春のダイビングに必要なもの
春のダイビングの面白さ、服装など遊び方をご紹介していきます。
【服装】
春のダイビングはまだDRYスーツ着用が好ましいです。
沖縄などで潜る際はWETスーツでも潜れますがアウターは必須です!!
伊豆や千葉に関しては朝晩は冷え、水温もまだ上がり切っていないため長袖に長ズボンが良いでしょう。
3月
気温も低く水温も16度ほどしかないため、ドライスーツの中に着る洋服は厚手のものまたはサーマルがおすすめです。
4月
気温はかなり暖かくなってきますが、急な天候の変化が多い月になります。
ドライスーツのインナーは長袖&長ズボン&ヒートテックまたはサーマルがおすすめです。
5月
気温が上がり水温も少しずつ上がってきます。陸では暑くなることもありますが、薄手の長袖&長ズボンは着るようにしましょう。
【持ち物】
春のダイビングで役立つアイテムをご紹介します!
①ボートコート
WETスーツと同じ素材で作られているため、暖かくぬれてもすぐに乾き海での防寒対策には最適です。
ボートコートという名前ですが、ビーチダイビングの際も持ってきている方がよいでしょう!
②日焼け止め
春だからと言って油断しているとかなり日焼けをしてしまいます。
ダイバーでも多いのが顔だけ、手首から先だけ黒い人です。
基本は長袖長ズボンにスーツを着ているため、体が焼けることはあまりありませんが、
出ている部分はしっかりと焼けていきます。
③予備の着替え
暑がりさんは春の暖かくなり始めた時期にDRYスーツを着ると汗をかくことがあります。
汗をかいたままだと、その後体が冷えてしまったり、スーツ内部のにおいの原因となるため
予備の着替えを持ってきておくとよいでしょう。
また、何らかの原因でDRYスーツが水没することもあるため、
体を冷やさないよう予備のシャツは1枚持っておきましょう。
春のダイビングの楽しみ方
春濁りしているかもしれない!?
そんな理由で春に潜らないなんて損してます!!
春の海の楽しみ方お伝えします!✨
①黒抜きの水中写真が撮りやすくなる
春濁りをしていると緑っぽく濁ることがありますが、そのおかげで黒抜き写真が撮りやすくなります。
どうしても自然の明るさが影響し、背景がうっすら明るくなりやすいですが、
この時期はすでに背景が暗いことが多いので、マクロだけでなくワイドでも黒抜き写真が撮りやすくなります!
②魚に近寄りやすくなる
視界があまりよくない海は魚たちも視界不良なことがあります。
その分、そっと呼吸をして近づいていけばかなり寄りの写真が撮れるんです!!
③産卵シーンに遭遇できる
春は水中生物たちの産卵シーズンとなり、普段ダイビングで潜る水深では見ることのできない生き物が
産卵のために上がってきていることがあります。
普段で会えない生き物を見れた!産卵シーンを見れた!となるのはこの時期ならでは!
まとめ
春ならではの濁りの中に存在する神秘的な世界。
ここ最近は春濁りがないポイントがあったりもします。
そんな貴重なこの3か月ももうすぐ終わりを迎え夏がやってきます。
今年はまだ見ぬ春の海体験しに行きませんか??✨
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