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ダイビング中、息苦しくなる!そんな時の対処法と対策についてご紹介!!

どーも皆さんこんにちは!

レーブのらぶ味です!

 

ダイビング中『息苦しい』『呼吸が荒れて全然海の中を楽しめなかった

と感じた事がある方も多いんじゃないでしょうか??

かく言う私も、最初に体験ダイビングをした時やライセンス講習を受講した時は

息苦しくて過呼吸気味になりダイビングどころではありませんでした…( ゚Д゚)💦

 

ダイビング中なぜ息苦しくなる事があるんでしょう??

今日はその理由や対処法をお話していきます😊

 

◎ダイビング中に息苦しくなる理由


ダイビングでは呼吸器を咥えて空気を吸いながら潜るので

基本をしっかり出来ていれば水中で息が出来なくなる事なんてありません。

ただしっかりと肺の中で酸素の循環を行えていないと息苦しく感じる事があります。

 

◆人間が息苦しいと感じるメカニズム

たとえば肺にいっぱい空気を吸って息を止めてみたとします。

肺の中ではガス交換が行われるので、肺は酸素をどんどん吸収していき、その代わり二酸化炭素を増やしていきます。

この状態が続くと、肺の中には吸収できる新鮮な酸素が無くなっていき二酸化炭素がどんどん増える事で

脳に苦しいという合図が送られ、息苦しいと人間は感じるんです。

 

なのでダイビング中に息苦しいと感じたら、それは【肺の中に酸素が足りない!!】状態という事!

では呼吸器を咥えて息はしているのに、なんで苦しいと感じるのでしょうか??

 

◆息をしっかり吐けていない

プール講習

ダイビング始めたての方などは特に『呼吸をしなきゃ!!』という気持ちが大きくなり

吸うばかりで最後までしっかり吐けていない方が多いんです💦

正しい呼吸は【ゆっくり大きく呼吸する

 

ゆっくり大きくのイメージは『スー……ハー……』

ここで大事なポイントは『……』です!!

吸った後すぐ吐くんではなく、余韻を作る感じ!!

 

例えば息苦しく感じる方がしがちな呼吸は

『スーハースーハー』

吸ってすぐ吐いてという呼吸なので肺の中がしっかり循環されないんです!!

この呼吸では喉と口の中だけで空気を行き来させてるだけで、肺までしっかり循環されていないので

肺の中にどんどん二酸化炭素が溜まり【酸欠状態】で息苦しくなってしまうんです💦

 

なのでダイビング中は

大きくゆっくり余韻をイメージしながら、肺に新鮮な酸素を循環させる!!

どっちかというと吸うより吐くです!!

ゆったりとした呼吸を意識しましょう👍

 

◆過度に不安や緊張した状態で潜っている

『水中で空気止まったりしないかな?』

など、不安要素を持ったまま潜ると鼓動が早くなり、それに付随して呼吸も荒くなってきちゃいます💦

ダイビングはメンタルの遊びとも呼ばれるだけあって、メンタルが崩れるとトラブルに発展しやすくなります。

その為、ダイビング潜る前に不安要素はしっかりと解消して安心した状態で潜りましょう!!

 

例えば空気が止まらないかな??という不安がある場合

①陸上でタンク内の残圧をしっかりチェック!!

➡約200気圧をかけてタンク内に空気を詰め込んでいるので、ゲージが200 気圧前後からスタートしているかチェックしましょう!

まれに空気が全然入っていないタンクもあるので、潜る直前に確認するのではなく器材を装着するセッティングの時に確認する事が重要です!!

 

②潜る直前にタンクが空いてるかチェック!!

➡器材を背負う時によくタンクを開け忘れている方もいらっしゃいます!

しっかりタンクバルブを開けてから背負う!という事をクセ付けていきましょう!!

また背負った後は必ずバディチェックをして、自分のタンクが開いてるかとバディのタンクも開いてるかお互いでWチェックをしましょう☝

 

◆浮力が取れていない

フィンキックの練習

ダイビングは道具の操作によって無重力の様な浮遊感を水中で作る事ができる遊びです!

これは【中性浮力】と言ってダイビングの基本スキルになるのですが、ダイビング始めたての頃は

道具の操作にもなかなか慣れず、中性浮力が作れなかったりします。

中性浮力が作れていない方の特徴として、身体が沈むのをキック力でカバーしようとして常にバタ足している状態というのが多くみられます👀

そうなると陸上で走っているのと同じように、水中でも息切れして息苦しく感じやすくなってきます💦

また砂をまき散らして、濁らせる原因にも💦

水中では【中性浮力】を保ちゆっくりとした活動を心がける様にしましょう!!

2人のダイバー

 

◎水中で息苦しくなった時、焦りだした時の対処法


ただ初めてのダイビングや久しぶりのダイビングって緊張から息苦しく感じてしまう事もあります!

また慣れてきた頃でも水中で何かしらトラブルがあって焦ってしまう何てことも💦

そんな時は水中で落ち着かせる対処法を覚えていれば安心!!

 

①何かにつかまる

焦っている時に地に足がついていない状態だと不安定になり

道具で浮力の操作をするどころでも無くなるので急浮上する恐れも💦

まずは水底や岩などにつかまって身体を安定させましょう!!

 

②ゆっくり深呼吸

何かにつかまったら先ほどの【ゆっくり大きく深呼吸】

ドキドキしている鼓動を落ち着かせるイメージでゆっくり呼吸をしましょう!

私は最初の頃、息が荒くなった時は【溜息】をイメージして呼吸を落ち着かせていました👍

 

③呼吸以外に意識をそらす

熱帯魚の群れ

ずーっと呼吸に意識を向けていると、陸上とは違う呼吸方法に息苦しさを感じやすくなります!!

なので上記の手順の中で息苦しさが少しづつ軽減してきたら、意識を別のところへ向けましょう!!

見渡すとそこは広い海の世界🌊無理やりにでも非日常の空間を満喫してください👍

例えば近くの砂地など見渡して【生き物を5匹見つける!!】など意識を呼吸から遠ざけましょう!!

 

◎息苦しくならない為の対策


 

◆事前準備を怠らずしっかり確認

ダイビングは【準備8割、本番2割】が大事!!

潜る前にしっかりチェックしましょう!!

 

~セッティング~

潜る前に器材とタンクの装着・動作確認をするセッティング!!

ここで装着しっかり出来ていなかったり、動作チェックを忘れてしまうと水中トラブルが起きやすくなります💦

例えば

・ジャケットから空気が漏れていないか??

・呼吸器から空気がちゃんと出るか??

・開始残圧は200前後あるか??

などなど。

潜る前に必ずチェックしておきましょう!

 

~バディチェック~

これはセッティングのチェックや、背負った時にもお互いしっかり装着できているかなど

自分だけではなくバディと一緒にお互いWチェックしていきましょう!

例えば

・自分では見えないマスクの中に髪の毛が入り込んでいないか。

・タンクのバルブはしっかり開いているか。

・BCDは正常に動作しているか。

などなど。

 

準備がしっかり出来ていればその分安心材料が増えるという事!

しっかり準備して海の中へ潜りに行きましょう😊

 

◆器材を背負う所からはスムーズに、長く時間をかけない

ダイビングで背負うタンクは大体13キロ前後。

それに加えてウェイトを追加でつけていくので、ダイビング器材を背負った時には大体20キロ前後の

負荷がダイバーにはかかります。

器材背負ってからが長いと、無駄に体力を消耗してしまい海に入る前から息切れしちゃう何て事も多いんです💦

そして息切れした状態で海に入ると、落ち着くまで陸上の時より時間がかかってしまいます💦

 

なので背負ってからは、なるべく短くするに越したことはありません!

器材を背負う順番や確認事項など、自分のルーティンを作るのがオススメ!!

チェックのし忘れなくスムーズに海に入る事が出来ます👍

 

◆水中はバタバタ動かずゆっくり。中性浮力を身に着ける。

ダイバーの影

先ほどもお話した【中性浮力】が出来ていれば、息切れやエアーの消費を抑える事が出来ます👍

そして水中はバタ足NG!!

その為にまずは道具の扱いに慣れる事!

そしてダイビングの潜る間隔をあけ過ぎない事!

経験を重ねていくことでどんどん感覚を掴んできて中性浮力を自由自在に操れるようになるので

ライセンス取得したては特にどんどん経験を積んでいち早く中性浮力を身に着けていきましょう👍

 

◆体力を付けよう。健康第一。

そもそも普段の生活で息切れしやすい方は

慣れるまでダイビング中も息切れしやすい傾向にあります。

どうしても息切れが気になる!という方はそもそも体力不足なんて方も多いので

普段の生活に少しジョギングを入れてみたりと、体力を付けるのも対策の一つです^^

 

またタバコを吸っていて肺が弱っている方だと息切れしがち💦

タバコが絶対禁止という訳ではありませんが、肺に良くないという事は肺を使うダイビングにも良くないという事💦

健康の為にもダイビングを期に禁煙してみるのも良いかもしれません😂

 

◎ダイビングに向いてないかもと不安な方へ


『ダイビング中どうしても息苦しく感じてしまう。。。私ってダイビング向いてないのかな💦??』

と思われている方はご安心下さい!!

 

私も最初息切れしまくって水中息苦しく感じていた頃はありますが今となっては全然へーき♬

誰よりもダイビングがへたっぴだった私が、今ではインストラクターとして問題なく潜れているので

息苦しく感じるくらいでダイビングに向いてないなんて考えなくて大丈夫です♬

 

例えば持病を持っていたりする方は、お医者さんの診断が必要な場合もありますが

基本的に健康体であれば誰でも出来るのがダイビングの魅力のひとつ!

 

ダイビングはどんだけ水中環境に慣れて、器材の事を理解しているかが重要なので

潜る前に準備8割で安心材料を増やし、安心した状態で潜れば大丈夫!!

不安な方は潜る前にインストラクターに不安点をお気軽にご相談下さい😊!!

 

しっかり準備して安心安全なダイビングライフをエンジョイしていきましょう♪♪♪

水面で記念写真

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