WETスーツの選び方
皆さんこんにちは!アッコです♪
今年の夏はダイビングで決まり!🐠
と思っているそこのあなた!夏に着るスーツ、WETスーツの選び方を伝授します!
WETスーツとは何か
「濡れるスーツ」
WETスーツとは防水性能の高いものもありますが、基本的には水の浸入があり、濡れるスーツです。
ウェットスーツと肌の間に入った水が体温によって温められ、その水を逃がさないことで、暖かさを保つ事が出来ます。
そのためウェットスーツは身体に密着する自分のサイズにピッタリ合うものでなければなりません。
大きいサイズのものや自分に合っていないものを着用してしまうと、常に体に触れる水が入れ替わってしまうため
体温が急速に奪われる原因となります。
「WETスーツの種類」
WETスーツといっても1種類だけではなく用途に合わせて性能などが変わってきます。
サーフィン用
サーフィン用のスーツは2~5ミリのものが多く、3ミリで作ることが多いと言われています。
保温+動きやすさを重視しているものが多くなっています。
スキンダイビング用
スキンダイビング用のスーツは3ミリのものが主に使われているものになります。
浮力・保温・動きやすさの3つが均等にできており水中では快適に過ごせる生地の厚さとなっております。
ダイビング用
ダイビング用のWETスーツは5ミリのものが主に使われています。
保温と保護の機能性を重視しておりスキンダイビングやサーフィン用よりも少し厚みがあります。
厚みのあるスーツを着る理由としては、ダイビングは水面での遊びではなく、深くまで潜るため、
その時に水圧によりスーツの厚みもなくなってきます。
厚みがなくなると保温性もなくなってくるため低体温症を防ぐためにも5ミリというスキンダイビングや
サーフィン用に比べると少し厚めの作りになっています。
「WETスーツの着る時期」
WETスーツは伊豆の海などで潜る場合、6月半ば~10月半ばに使用するものになっています。
沖縄などの南の方では12月くらいまでWETスーツで潜れることもありますが、水温が20度を下回ってくると
寒さを感じやすくなるため、メインで使用するのは6月半ば~10月半ばとなります。
WETスーツの選び方
WETスーツを購入する際に抑えておいた方が良いポイントをいくつかお伝えします。
①オーダーメイド
既製品ではなくオーダーメイドにしてください!
サーフィン用などで既製品を買われる方も多くいらっしゃりますが、ダイビングにおいてサイズは絶対です⚡
水は空気中に比べて25倍もの速さで熱が奪われていくため、水中にいる40分~50分の時間で
自分のサイズに合っているスーツを着ているかどうかで、体温の奪われ方が変わってきます。
WETスーツの性能は上記で述べているように、一度入ってきた水を体温で暖め、
その水をいかに逃さないかによって保温力が変わります。
オーダーメイドにすると約30か所ほどの採寸をするため、自分の体にしっかりと合ったスーツを作ることができます。
②5ミリのスーツ
ダイビングスーツは水圧の影響をダイレクトに受ける為、深場へ行っても寒くならないように5ミリのものを買うようにしましょう。
大柄な男性や、かなりの暑がりの方であれば3ミリでも問題なく潜れるとは思いますが、
少しでも長い期間WETスーツを着て潜りたい方は5ミリをお勧めします。
③暖かい裏起毛
マルチエラステックスと呼ばれる生地を付けておくと水の渇きを早める超撥水加工と高気密繊維を起毛加工しているため、
高い保温力と気持ちの良い肌触りが感じられます。
洋服でいうとヒートテック機能のようなものになります。
この生地を付けておくことで着れる期間も少しは長くなるでしょう。
④ロングコイル
ロングコイルとはWETスーツの腕や足についているファスナーのことです。
このファスナーが肘上、膝上まであるものをロングコイルといい、これを付けておくことで脱ぎ着が楽になります。
このファスナーの内側にも防水加工がされているため水の侵入を防げ保温力も維持できるようになっています。
ショップスタッフに聞いてみよう
WETスーツ購入の際に意識していただきたいことは上記のことになります。
この要点を踏まえ購入の際は通っているダイビングショップのスタッフにご相談ください。
ダイビング器材に関しては通っているショップでの購入をお勧めしております。
購入商品の保険、補償についても内容が変わってきてしまったりするため、
一度買ったらほとんど買い替えのいらないスーツだからこそ、しっかりとご相談ください!