耳抜きのコツは、、、
皆さんこんにちは!アッコです♪
本日は耳抜きについてお話していこうと思います!
耳抜きがなかなかうまくいかない💦
なんて悩んでいる方も多いのではないでしょうか??
私も耳抜きが得意なタイプではないため皆さんの感じている不安感よくわかります。
ちょっとしたコツなどをお話していきたいと思います✨
耳抜きはどうして必要なの
耳抜き自体なぜやるのかわからない!
そんな方もいますよね。まだライセンス取得してない方は学科などで学ぶ前なので分からなくて当たり前です。
水中での圧力
ダイビングでは地上の気圧に加えて水圧が加わってきます。
空気に比べて水は重く、圧力の変化も急激にかかります。
水面での気圧は大気圧の1気圧ですが、10mまで潜ると水圧が加わり2気圧になります。
10mの潜水で、気圧は2倍へと急激に変化していくので、この10mまでの水深での耳抜きが一番苦戦するでしょう。
この圧力により何も対処しない状態だと鼓膜が痛み、そのまま放置してさらに潜ると壊れていきます。
鼓膜に穴が開く方もいるので気をつけましょう。
鼓膜に穴が開くことを鼓膜穿孔と呼び、めまいが起こることもあります。
めまいを引き起こすとダイバーは方向感覚を失い、水面の方向が分からなくなったりすることがあるので気をつけましょう💦
耳抜きの原理
耳抜きとは上記のように水中へ潜っていく中で鼓膜に圧力がかかり、圧迫されたときに行う対処方法です。
圧迫された鼓膜に空気を送り込み、元の大きさに戻してあげることで痛みなく潜ることができます。
一般的に多く行われている耳抜きの方法は、鼻を摘んで鼻から息を吐くようにし、
鼻腔内の内圧を高め、耳管を通して中耳腔に空気を送る方法です。
耳抜きの方法
①鼻をつまむ
(バルサルバ法)
一番オーソドックスなやり方です。鼻を摘んで鼻から息を吐くようにし力んでいくと耳抜きができます。
なかなか抜けない方の耳がある場合、抜けない方の耳を上に向けてあげてください。
(フレンツェル法)
鼻をつまみ、舌の奥のほう根元のほうを上顎に持ち上げてください。
耳管が開いて、耳が抜けた感覚があればできています。
(トインビー法)
鼻をつまんだままツバを飲み込んでください。
ツバを飲み込むことで鼻腔内の圧力が上がり、同時に耳管が開くという体のメカニズムを利用したものになっています。
②あくびを我慢しながらする
あくびを大きな口を開けてするのではなく、我慢するような感じでしてあげると耳抜きができます。
③顎を左右に動かす。
耳抜きが得意な方の中には顎を動かすだけで耳抜きが出来る方もいます。
耳抜きのタイミング
耳抜きはタイミングが大切です!
痛くなったらするのは間違え!痛くなる前にしてください!
痛くなる前の耳抜きとは
特に浅瀬での耳抜きはこまめに行う必要があります。
水深1メートルまでに一度は行わないと痛みを感じます。
耳がこもる感じ、耳に違和感感じ始めたらすぐに耳抜きをしてあげてください。
耳抜きの回数は少なくないといけないなどの決まりはありません、得意不得意はあります。
自分のペースでこまめに抜いてあげることを心掛けましょう!
耳抜きが苦手な方へ
耳抜きが苦手な方へ耳抜きをしやすくするアドバイスをいくつか送らせていただきます!
ハイチューやガムを噛む
顎周りの筋肉を動かしておくことで耳管が柔らかくなり耳抜きがしやすくなることがあります。
潜る時には口に含んでない方が良いですが、直前まで噛んでおくのをお勧めします!
抜けにくい耳を上に向ける
耳抜きが苦手な方の耳、現状抜けていない方の耳を水面の方に向けてください。
空気は水中で上へ上へと移行とします。
抜けにくい耳を水面に向けてあげることで、空気が上に上がろうとする力が耳抜きの後押しをしてくれます。
常に鼻をつまむ
違和感を感じてからの耳抜きではなく、何も感じていなくても常に耳抜きをしてください。
あまりお勧めする方法ではありませんが、どうしても抜けないかた、毎回痛くなってしまう方は実践してみてください!
中世浮力を取る
耳抜きが苦手な方に多く見られるのが中世浮力が取れていないです。
中世浮力が取れていないと耳抜きをしている間にもどんどん沈んでいき耳に圧がかかってきます。
圧力が増すと、より耳抜きが困難になり痛みを発してきます。
中世浮力を取れるよう心掛けて練習していきましょう!
なかなかうまくいかないな、耳抜き不安だなと思う方は是非これらの方法を試してみてください!
私も苦手な方だったので色々な方法を試しました。
各々、自分に合う方法は違うと思います。是非このブログを参考にいろんな方法を試してみてください✨