ダイビングの器材セッティング!ダイビング前の復習用 ~タンクチェック編~
ダイビングをする前に必ずしなければいけない事。
それは、器材のセッティング!!
ダイビング始めたての方や、ブランクある方は忘れちゃってるという方も多いと思うので
このブログでセッティングの復習をしておきましょう!!
このブログではまず【タンクチェック】について紹介していきます!!
正しい立ち位置
セッティングをする前に正しく器材が装着できる様、正しい立ち位置を知っておきましょう♪
①タンクの目の前に立つ
②バルブノブは自分の右手側
これがセッティング時の正しい立ち方です♬
タンクの背面から器材は装着していくので、立ち位置が変わると間違えて器材を装着してしまう事も💦
このポジションはセッティングが終わるまでキープしておきましょう!
タンクチェックの項目
セッティングの始まりは、まず使用するタンクチェックから!
下記項目を忘れずチェックしておきましょう♪♪
タンク(シリンダー)の種類
タンク(シリンダー)とは、ダイバーが背負ってる空気の入ったボンベの事。
使用するタンクの素材を把握しておかないとウェイト量が変わってくるので事前にチェックしておきましょう!
素材はアルミかスチールの2種類になるので、見分けられるようになっておきましょう!
アルミタンク
➡スチールより軽い為、ウェイトは2Kg~4Kgほど重ために調整します。
スチールタンク
➡アルミより重い為、ウェイトは2Kg~4Kgほど軽めに調整します。
★見分けポイント★
タンクバルブの付け根の部分で見分けましょう!!
・指1本分の高さ。首短い → アルミタンク
・指2本分の高さ。首長い → スチールタンク
ちなみに指2本分とはこんな感じ♬
2本分高さがあるのでスチールタンクですね♪
刻印3カ所
タンクの上部にはそのタンクの情報が刻印されてます!
その中で3つチェック項目があります!
V(容量)
➡上記の様に 【V8.3】と刻印されていたら【8.3ℓ】のタンク容量という意味
例えば上記タンクに200気圧で空気充填した場合、200気圧×8.3ℓ=1660ℓの空気が充填されている事になります。
何気圧で充填されているかは、残圧計の開始残圧を見れば分かるのでレギュレーターセットを装着した際に確認してみて下さい^^
容量が分かる事で、自分の消費空気量も分かるので必ずチェックしておきましょう!
W(質量)
➡上記の様に【W11.7】と刻印されていたら【11.7Kg】のタンク質量という意味
純粋にタンクの重さです!ウェイトにも影響するので確認しておきましょう!
3-17(再検査実施年月)
➡上記の様に【3-17】と刻印されていたら【2017年3月】に耐圧検査が実施されたとう意味
高圧空気が充填されるタンクは5年に1回耐圧検査が義務付けられてます。
この日付が使用する日から5年以内か確認し、過ぎてた場合は別のタンクと交換しましょう!
また検査年月の刻印は5年毎に増えていくので、写真の様に一番最後の日付をチェックしましょう!
★間違えやすいポイント★
刻印の日付の中には【再検査実施年月】の他に【製造年月】の刻印もあります💦
【製造年月】は刻印されてる列の真ん中あたりにあるのに対し
【再検査実施年月】は列の1番最後に刻印されているので間違えない様にしましょう!
下の【9-12】は【製造年月】で【2012年9月】に製造されたという意味になります!
Oリング
レギュレーターセットの接続部分にOリングと言われる黒いリングがしっかりはめ込まれてるかチェックしましょう!
他にも、傷、汚れなどがあると装着時に空気が漏れる原因になります!
また稀に外れていて装着されていない場合もあるので、その場合はインストラクターにOリングをはめてもらうかタンクを交換しましょう!
タンク内の匂い
タンク内の空気に不純物が混ざっている場合、そのままの空気を吸うと肺炎など体に悪影響を及ぼしてしまいます。
その為、タンク使用する前に必ず空気を少し出して匂いのチェックを行いましょう!
カビ臭い・サビ臭い・生臭いなどの異臭がすれば、そのタンクは使用するべきではありません。
無臭である事を確認してレギュレーターを装着していきましょう!
まとめ
ここまでがタンクのチェック項目になります♪
タンクチェックはセッティングの始まり!
チェックする順番を決めてルーティン化する事で見落としなくしっかりチェックができる様になるので
まずはチェックする順番を自分の中で決めるのがオススメですよ♪
らぶ味のチェック順は下記の通り♬
【タンクチェック項目】
①立ち位置チェック
②タンクの種類
③刻印3カ所(V→W→日付)
④Oリング
⑤タンク内の匂い
次回はいよいよ器材の装着について書いていきます♪
ダイビングの海洋実習やツアーが控えてる方は是非、読んでいってください♪♪