台風とダイビング
みなさんこんにちは!ダイビングスクール レーブ渋谷店のアッコです♪
夏と言ったら海!強い日差しのいいお天気🌞
そんなイメージが強いですよね。
しかし夏にはもう一つ、この時期ならではのものが、、、
みなさん思い当たりましたか??もう一つは台風です。
本日はこの台風とダイビングの付き合い方をご紹介していきます。
台風の発生はどこから?
台風の多くなる時期としては5月から11月までと言われており、ピークは7月から10月となります。
発生場所
台風は南シナ海や北西大西洋での発生し、徐々に北上してきます。
海水の水温が高くなり、海上では上昇気流が発生しやすくなります。
この気流により積乱雲が発生し、多数の積乱雲が渦を巻くことで熱帯低気圧となり、
風速が秒速17メートルを超えたものを台風と呼びます。
日本に来る頃の台風はどうなってる?
台風は発生期、発達期、最盛期、衰弱期の4段階に分かれます。
日本に接近してくるころには主に、最盛期または衰弱期のものです。
日本の北に進むにつれ風力は徐々に弱まりますが、逆に範囲は広がります。
その後、熱帯低気圧や温帯低気圧に変化していきます。
台風とダイビング
ダイビングは自然の遊びだからこそ、台風とは向き合っていかなくてはいけません!
台風に備えたダイビングの知識をつけておきましょう。
ダイビングにおける風の影響
ダイビングでは雨よりも風が影響してきます。
風速で言うと、毎秒0~6メートルの場合潜るのに最適と言えるでしょう!
毎秒7~10メートルになってくると風が強くなってきており、船も揺れ風の影響を受けずらいポイント選びが必要になってきます。
毎秒13メートルを超えてくると台風になっていなくてもダイビング中止の可能性は高くなります。
そのため、レーブのツアーでも安全を考慮しダイビングポイントの変更を行うツアーもあります。
みなさん今まで『お天気なのになんで?』と思ったことはありませんか?
風の影響を見て判断させていただいております!
みなさんが楽しく安全にがレーブのモットーです✨
台風前のダイビング
台風前の静けさ、、、。台風の来る前は天気も良く海が静かなことも多くあります。
しかし、台風が発生したころから風はまだ感じなくとも海が荒れていることも、、、。
これは台風が引き起こす『うねり』と呼ばれる波長の長い波が原因になります。
普段の波は風の吹いている地域にのみ影響を与えますが、台風によるうねりは遠く離れた地域にも影響を及ぼします。
台風の発生には注意し、まだ陸に影響なく接近してくる前でも注意しましょう!
台風後のダイビング
台風後のダイビングではダイビング再開までに時間がかかる場合もあります。
勢力の強い台風や長時間停滞した場合には台風後すぐのダイビングは難しいでしょう。
海の中がまだ濁っていたり、うねりが残っていたりします。
しかし、台風が去った後のダイビングのメリットもあります!
台風によりかき回された水は、水温が下がり透明度が上がったり、
その場所ではあまり見られない珍しい生物の出現など、楽しいこともいっぱい!
海の状況を確認しつつ潜っていきましょう。
ダイビングは自然とともに
ダイビングから切っても切り離せないのがこの台風。
うまく付き合っていくことでダイビングがより楽しくもなってきます!
ダイビングの判断
ダイビングは自然の遊び。
自然とともに楽しむためにも時には中止の判断も必要です。
皆さんにもツアーとして予定をあけていただいており、中止の判断は私たちも心苦しいです。
しかし、危険が伴っては楽しめるものも楽しめません。
安全第一をもっとうに一緒に海の中を楽しんでいきましょう!✨
ツアーに参加するにあたりアッコからのお願い。
毎月沢山の方々にツアー参加していただいております。
時にはダイビング場所の変更もありますが、安全面を考えての配慮になります。
予定していた場所に行けず残念に思う方も多いはず。
しかし海はみなさんから逃げていきません!
ダイビングは何歳になってもできる息の長い遊びです。
春夏秋冬、日本ならではの四季の海を今年だけでなく、これからもずっと堪能していけるよう
精一杯サポートさせていただきますので、ご理解いただけると幸いです!
ダイビングができない天気についてのブログも書いています☆