ダイビングスーツとはなに?なぜ着るの??
みなさんこんにちは!
ダイビングショップレーブ渋谷店のアッコです♪
本日はスキューバダイビングで着用するスーツについてご紹介いたします!
ダイビングスーツとはどんなものなのか?
なぜ着用する必要があるのかなどお話ししていこうと思います✨
ダイビングと水温
ダイビングは365日、24時間潜れる遊びですが、ダイビング時の水温はしっかりと把握し潜っていかなくてはいけません。
水温によって装備が変わったり、安全管理の仕方が変わってくるため、毎回事前のチェックが必要になります!
夏場と冬場で同じ場所でも水温が15℃前後変わってくるため、快適に潜るためにも確認しておきましょう。
スーツを着ずに潜るとどうなる??
ダイビングスーツなしでのダイビングをしようとすると体温が奪われやすく、
ヒートショックや低体温症、その他体調不良、事故のリスクも高まります。
そのため、水温に応じたスーツの着用が体温を維持するためには重要になります。
水温に応じたスーツ替え
ダイビングスーツにはいくつかの種類があります。
ウェットスーツ、セミドライスーツ、ドライスーツこれらを使い分けていきます。
水温、季節によって使うものが変わってきます。
ウェットスーツ
特徴としては水着の上から着用するスタイルで、入水時にスーツの中に水が入り、
入ってきた水をスーツ内から逃がさないようにし、体温で温めることでぬるま湯につかっている状態にします。
常に水が入れ替わることがないので、体温で暖めた水で体を保温します。
自分のサイズに合わせたmyスーツだと水の出入りを少なくし、保温性をしっかりと維持してくれます!
関東では6月~10月末、沖縄では4月~12月頃に着用します。
水温が20度を超えてくるとウェットスーツを着始め、23度を超えるとかなり快適になります!
セミドライスーツ
ウェットスーツと同様に水が入る仕組みですが、手首や足首に特殊なゴムが使われており、
ピタッとくっつき水の出入りがないように作られています。
そのためウェットスーツよりも水の侵入を防ぎ、保温性を高めます。
ウェットスーツよりも着られる期間は長くなりますが、真冬はなかなかの寒さになります💦
寒さにかなり強い方は11月~6月までの時期で着用する方もいます。
ドライスーツ
洋服の上から着用する防水のスーツになります。
スーツの中に空気を入れることもでき、高い保温効果を持つスーツです!
myスーツを持っている方は水没の心配なども少ないため、真冬にはカイロを貼って潜る方もいます。
使用時期は関東では11月~6月、沖縄の方では12月半ば~3月頃となります!
水温が20度を下回るようになるとドライスーツになります。
スーツを着ずに潜るということは、ヒートショックや低体温症の一番の原因となります💦
また、体の保護としてケガの防止などにもなるためしっかりと身につけておくようにしましょう。
スーツの性質
スーツと言ってもすべて同じではなく、形や性質に違いが出てきます。
ウェットスーツ
一般的には、ネオプレン素材が使われます。
着用して潜る海の水温によって作る厚さも変わり、3ミリ、5ミリ、7ミリなどがあり、
生地の種類も豊富で、ジャージ、スキン、裏起毛などがあります。
形状もワンピースと呼ばれる一枚布タイプと、2ピースと言われる2枚布タイプのものがあり、
2ピースのものは水温や気温に合わせてどちらかのみ着用して潜ることも可能です!
先ほどのウェットスーツの紹介で載っているお写真が2ピース、
下記の写真が1ピースとなります!
セミドライスーツ
ウェットスーツと同様に、ネオプレーン素材を使用し、
水の侵入を防ぐような首回り、手首周り、足首周りの構造で
生地の伸縮性もあり、動きやすいものとなっております。
ウェットスーツと大きくは変わりませんが、より寒さ対策になります!
ドライスーツ
ネオプレーン素材と、シェル素材のものがあります。
保温性に優れているネオプレーン素材と、耐久性や動きやすさに優れているシェル素材ですが、
一般的に多く使われているのはネオプレーン素材となります。
冬場や寒冷地に対応しており、保温性に優れ、体を濡らさない完全防水設計のため、
スーツ内に空気を入れ浮力や姿勢、保温力のコントロールが可能となります。
先ほどのドライスーツの説明で載っているものがネオプレーン素材、
下記のお写真がシェル素材となります。
スーツの選び方
ダイビングスーツは機能性やデザインなどによって、皆様選ぶものは異なります。
選び方①
どのスーツを持っていた方が良いのか??
1年を通して潜っていきたい方はウェットスーツ、ドライスーツの2着をお勧めしてます。
水温や季節に応じて衣替えできるようにしていきましょう!
ウェットスーツやセミドライなどで年間通して潜る方もいらっしゃいますが、
かなりの寒さに耐えなくてはいけなくなります💦
選び方②
サイズは何を基準で選ぶのか?
スーツサイズにはおおよその身長と体重で作っているものもありますが、
基本的にはオーダーメイドをお勧めします。
保温力や浮力操作などの安全面、着用時のストレスの少なさ、体形や体重の変化などにも適したスーツとなります。
選び方③
デザインや色は選べる?
色やデザインなどは自分の好みで作ることができます。
実際の色味なども見ていきながら作成していきます!
真っ黒などにしない限りは、自分オリジナルの世界で一つのスーツが出来上がります!
スーツ選びに悩んだら
皆さん一番悩まれるのがこのスーツ選び!!
一生物のスーツになるからこそ悩んで当たり前です!!
私たちインストラクターは皆様と一緒にいくつものスーツを作りあげてきました。
悩んだ時はいつでも相談してください!
一緒に世界に一つのオリジナルスーツを作っていきましょう✨
機能性やデザイン性、いくつもある中から自分に合ったものを選び、
安全で快適なダイビングをしていきましょう!
スーツの悩み事はアッコにお任せ♪