ドライスーツを丸洗い!
みなさんこんにちは!
ダイビングショップレーブ渋谷店のアッコです♪
スキューバダイビングはダイビング専用スーツを着用して潜ります。
昨年11月頃~今日まで着てきたドライスーツ。
関東のエリアをメインで潜る私たちは8か月間このドライスーツを着ています。
ウェットスーツと違い潜るたびに丸洗いができないため、
『洗わなくていいスーツ!?』
と聞かれることがありますが、シーズンが終わったら一度クリーニングに出しましょう!
ドライスーツの中の汚れ
汚れているように見えない!そんなに汚くない!
一見スーツの中をのぞくだけでは汚れは目立たないかもしれません!
しかし、潜るたびに丸洗いできないからこそ気を付けたいのが、ドライスーツの中の衛生状況。
汚れの原因①
汗や皮脂などの汚れが繊維に付着し落ちにくくなります。
特に11月や春先のダイビングでは海に入るまでに汗をかいていることも多く、臭いの原因となることもあります。
特に臭いがこもりやすいのはブーツ内。密閉されているだけあり一番臭くなりやすいです!
汚れの原因②
水没じに海水が入ってしまったり、着脱時にスーツ内部に海水が付くことによって
塩分や海水の汚れが残ってしまいます。
生臭い匂いの原因となります。
このような汚れや臭いのもととなる雑菌たちが夏の期間ほっとかれてしまうと、
更に強い匂いになってしまったり、生地の劣化にもつながってしまうため要注意となります⚠
年に一度のクリーニングがおすすめの頻度となります。
ドライスーツは自分で洗える?
ドライスーツの表面はウェットスーツと同様にダイビング終了時に洗うことができますが
スーツの中を洗うのはかなりの労力を使います💦
表面の洗い方
全体をしっかりと真水またはぬるま湯で流していき、給気バルブや排気のバルブもしっかり洗って行きます。
一人で洗うのが難しい場所としてはファスナー部分です。
シェルドライスーツや、ネオプレーンのフロントファスナーの方は一人でも洗えますが、
背中側にファスナーがついている方は手が届きません。
そのため近くにいる方やバディ同士で洗いあいをしましょう!
中の洗い方
中の洗い方は少々難しく、私自身もメーカーさんに毎回お願いをしています。
ドライスーツは素材により自宅で洗ってしまうと傷んでしまうことがあったり、
正しい洗い方でないとしっかり汚れが落ちずに劣化だけ進めてしますこともあります💦
水を切るのも乾かすのも結構大変なんです。
自宅で洗う場合
①スーツを裏返す
まずはすべて裏返さなくてはいけないため、ブーツに関しては手の力だけではなかなかひっくり返らず、木の棒を使うなどしながら行っていきます。
このひっくり返すときに首元や手元の生地を切らないように気をつけましょう!
②中の洗浄
生地を傷めずにしっかりと汚れも取れる、ドライスーツ用のシャンプーやリンスを使用していきます。
洗いの腰などの洗剤残りがあると防水性を損なう原因ともなるのでしっかりすすいでください。
洗濯機や乾燥機に入れるなどの方法は絶対に禁止となるのでお気を付けください!!!
③乾燥
陰干しを行うようにしましょう!
直射日光による変色が防げ、しわの予防にもなります。
この時湿気の多いところだとなかなか乾かず生乾きの原因ともなるのでしっかり乾燥のできるスペースで干します!
乾いたらしっかりと表面に戻し保管をしましょう。
クリーニングとは
ドライスーツは通年を通してスーツメーカーでクリーニングをしてもらうことが可能です。
自分ではなかなか洗いにくい分ほとんどの方がクリーニングに出されます。
プロにクリーニングしてもらうメリット
プロの方に行ってもらうことにより、ドライスーツの素材に合ったクリーニング方法で汚れを落とし、
生地を傷めないように丁寧に処理してくれます。
また、同時に水没検査なども行ってくれる為、水没部分の確認や修理もしてもらえます。
ドライスーツの寿命を長く保ち快適に使いたい方にはお勧めをしております!
高価なものでもあるため一生物として使っていけるよう大切にしていきましょう。
クリーニングのタイミングとしては、夏になりドライスーツを着用しない時期に出すことがほとんどで、
この時期には水没検査などを無料で行ってくれるため、気になる方は今シーズンの衣替えのタイミングがベストです✨
スーツのクリーニングや検査、修理などでお悩みの方は是非LINEまたはお会いした際にご相談ください!
今期お世話になったドライスーツを来期で使用の際に気持ちよく使えるようにしていきましょう!