ブランクダイバーのリスクと復帰する方法!その他注意点など…
ダイビングの世界ではブランクダイバーやペーパーダイバーなどといった言葉があります。
これはダイビングライセンスは持っているけど潜っていない方を表します。
今回はそんなブランクダイバーの事や復帰方法などを解説していきます。
どこからブランクダイバー(ペーパーダイバー)なのか??
そもそもダイビングとは皆さんが思っているよりも潜る頻度は高いです。
基本的に推奨しているのは、1-2ヵ月に1回は潜りましょうとお伝えしております。
では反対にどこからがブランクと言われるのか…。
これはそのダイバーレベルにも寄りますが、基本的には半年です。
たった半年?!と思うかもしれませんが、その半年で人はいろんなスキルを忘れます。
それが1年、5年、10年となるとなおさらです。
それまで何十年もダイビングをしていたらまだ体が覚えているかもしれませんが、
ブランクが空く方はそもそもそこまで潜っていないケースが多いです。
ダイビングを始めたばかりの方であればなおさらですが、
ダイビングの頻度は意識した方が良いですよ!
前回、ダイビングの頻度についても書かせて頂きました。
ぜひご覧ください⇒理想的なダイビングの頻度とは?
ブランクダイバーのリスクを知ろう!
先ほど述べたように間隔が空くと人は忘れます。
個人差はあるにしても確実に言える事は上達はしないという事。
潜らない事によって現状維持も難しいのでレベルは下がります。
そうすると、潜る時にはいろんなリスクを伴います。
主なリスクを紹介していきます。
リスク① 器材のセッティング
ダイバーは自分自身でセッティングをする事はご存じですよね??
このセッティングは日常生活では全く触れないために非常に忘れやすいです。
場所によってはスタッフさんが全部してくれることもありますが、基本は【自己管理】です。
もちろんバディごとに確認したりスタッフが最終チェックをしますが、
そもそも自分で出来ないと危ないですし、他人がセッティングしたものを信用しないようにしてください。
なぜかというとその器材に命を預けるからです。
ブランクがある方はショップに行って再度教わったり、ネットや動画で復習してダイビングをする必要があります。
リスク② BCDの使い方が曖昧…
セッティングから繋がるものですが、ブランクダイバーはBCDの使い方を忘れます。
BCDとはご存じの通り浮力をコントロールするもの。
ダイバーは急浮上や急潜降を避けないといけません。
このBCDの操作を誤ってそのようなことが起きると潜水病やトラブルが起こる可能性があります。
忘れている方はセッティングと同時にショップで再講習を受けるのも良いですし、
プール施設で潜れるショップであれば浅場でゆっくり練習しましょう。
そうすることでトラブルを避ける事が出来ますし、自分自身も不安なく楽しく潜れます。
リスク③ 体力の衰えや筋力低下は避けれない!
ダイビングは長く楽しめる遊びです。
ただその中でもいろいろ変化をしていきます。
10代.20代は流れなどが強くても体力で何とかなったりしますが、
30代、40代になると激しい場所よりもまったりしたダイビングを好んだり、
50代、60代になるとのんびり潜れるボートダイビングメインになったりと個人差はありますが、
変化するのもダイビング。
ずっと潜っている方でもこのようにスタイルは変化していきますので、
ブランクがある方はそもそも体力が衰えている事をしっかり認識しておきましょう。
リスク④呼吸、耳抜きの再確認!
ダイビングは口呼吸です。
前は平気で出来ていても久しぶりにすると息苦しく感じる方もいるかもしれません。
次に耳抜きですが、鼻から空気を送る耳抜きは耳管という器官を使います。
これもブランクがあるとやりづらくなったりします。
基本的なスキルは出来ればプール講習で見直しをしましょう。
リフレッシュダイビングとは
ショップによってはリフレッシュ講習というものを強く推奨しております。
これはまさしくブランクがある方へ向けて、もしくは不安が強い方へ向けて行われるダイビングです。
主な内容としては、
・海の限定水域でビーチダイビング
・プール施設でダイビング
どちらも水深は比較的浅めで穏やかな環境で行います。
リフレッシュダイビングは東京でできる??
レーブへお越し頂く方は東京都内のプール施設で講習をさせて頂くので、
半日あれば受講する事が出来ます。
海辺に行くのも良いですが、基本的なスキルを見直すには天候にも左右されないプール施設が
お勧めです。
結局ショップ選びが重要!
ダイビングを始める時もブランクから復帰するときも結局はお店選びが重要になります。
ブランクダイバーの方は下記に注意しましょう。
①リフレッシュダイビングをやっているかどうか
ショップの環境によってはリフレッシュダイビングを全く受け付けていない場合があります。
レーブのお店のように都心部にあるショップは比較的受け付けていますよ。
②リフレッシュダイビングの種類をチェック
先ほど述べたように海かプールかで随分と変わります。
人によっては海でも平気な方もいると思いますのでスタッフに相談すると良いと思います。
③復帰した後の事も考えましょう!
復帰するという事はダイビングの予定を組む事になります。
その際にツアーが開催されているかどうかはとても重要です。
ツアー情報はSNSの内容などをチェックする事をお勧めします。
僕なりのショップ選びのコツもまとめておりますので、
気になる方はぜひチェックしてみてください。
どんな人が受けるの?
先ほども述べたように前回ダイビングから6か月以上空いているダイバーや
自分の知識やスキルに不安を感じるようであれば受けてください。
どんなことをやるの?
ライセンス取得講習で習った内容を復習することができます。
器材のセッティング、、器材の使い方などを再確認し、浅瀬でのスキル確認からスタートします。
その後、深場へ移動してスキルの練習をします。
リフレッシュダイビングは苦手なスキルを集中的に練習できるので、ダイビングショップのスタッフに
苦手なスキルや克服したいこと、潜りたい海など伝えましょう。
最適の練習方法を教えてもらえるはずです!
まとめ
ダイビングは非日常の遊びです。
それは良いように聞こえてリスクがあるという事です。
せっかくダイバーに復帰するならばしっかりとリフレッシュダイビングを受けれる場所で、
ダイビングライフを楽しめるようにしましょう。
レーブは渋谷店と横浜店があります。
近い方はぜひレーブまで!
どれだけブランクが空いていても心配いりませんよ!