ダイビングライセンスどこがいい??ライセンス団体の特徴と選び方
皆さんこんにちは!アッコです♪
5月に入り夏間近!ダイビング欲の高まる季節になってきましたね😊
本日はダイビングライセンスを発行している団体についてお話していきます!
そもそも、ライセンスを発行している団体って何??
と思われる方も多いでしょう。まずはその団体の説明からしていきたいと思います✨
ダイビングライセンスを発行する団体とは?
ダイビングライセンス指導団体
ダイビング指導団体は1960年頃に誕生し、アメリカではNAUI、PADI、
イギリスではBSACという指導団体が存在します。
ダイビングライセンスの発行、育成、安全管理、を行う組織を指導団体と呼び
指導団体のカリキュラムに従い各ショップは講習、認定を行います。
このライセンスは一度取得したら更新のいらない、有効期限のないものとなっています。
指導団体の種類
【NAUI】
1960年にアメリカで世界で初めて誕生した民間のダイビング指導団体で最も歴史のある団体です。
世界100カ国以上に拠点があり、講習生一人一人の個性、能力に合わせた指導をしています。
1970年に日本に上陸し、初めてインストラクター認定コースが開催され、「最愛の人を任せられる信頼」
を理念とした指導を行っています。
NAUIのライセンスは国内外で通用するダイビングライセンスとなっています。
目的としては、クオリティが高く実践的なダイビング講習を提供することにより、
人々にダイビング活動をできる限り安全に楽しんでもらえるようにすることと、
世界の海の環境保全活動を積極的に推進することです。
【PADI】
1966年アメリカでNAUIジョン・クローニンとラルフ・エリクソンによりPADIが創設されました。
アメリカ、日本をはじめ世界に7ヶ所のエリアオフィスを持つ世界最大のスクーバダイビング教育機関で
指導団体のシェア率は世界の5割を占めています。
PADIでは世界中で通用するライセンスを発行しており、指導カリキュラムは国際規格に適合していると認められた証しで、
ISOの認定を受けています。
世界中のより多くの人たちにスクーバ・ダイビングを教えて、その素晴らしさと楽しさを知ってもらうことを目指し、
スクーバ・ダイビングのプロフェッショナルと熱心な愛好者の教育的な開発における
世界のリーダーとなることをめざしています。
昔のダイビングのトレーニングは軍隊式で肉体的な能力が要求されるものでした。
しかし、PADIは手軽に安心して楽しむことを重視したトレーニング方法を目指して
ダイビング教育プログラムの開発を行いました。
【BSAC】
1953年に英国のロンドンで設立され、現在では世界中に支部があります。
「安全最優先」というポリシーのもとに教育が行われダイビングで抱えているリスクを、
いかに安全に、計画的に、実行していくかということを重視しています。
日本で受講する場合、日本の海に合った独自のプログラムで指導を受けることができるため、
基礎知識から高度なテクニックまで学ぶことができます。
また、BSACのインストラクターの定義は、常に発展と向上をめざす「プロフェッショナルインストラクター」であることです。
常にインストラクターの質的向上をめざして、徹底したインストラクター教育を行っています。
生物の保護・観察や清掃などの水中環境保護もダイバートレーニングの重要な一部分と位置づけており、
積極的に活動を続けています。
さらにBSACのライセンスは国内外で通用するもので、英国王室とも深い関わりをもつため、
現在はイギリスのウィリアム皇太子が名誉総裁に就任しています。
【SSI】
1970年アメリカで創設され、アメリカでは35%のシェア率があります。
指導の品質の高さは世界トップクラスで、他の指導団体では9回のダイビングでも
中級ライセンスを取得できる場合がありますが、SSIは24回以上のダイビング経験が必要になります。
このようにダイビングのライセンスやインストラクターについて、経験を非常に重視しています。
それだけでなく、インストラクターとしての活動は加盟店への所属が必須となっています。
他の指導団体ですと加盟店への所属がなくても、個人でインストラクター活動が出来ますが、
SSIのインストラクターは必ずショップに所属しています。
指導内容の品質を高めるためにPADIから派生した指導団体となっています。
SSIでは国内外で通用するライセンスカードを発行しています。
【SNSI】
SSIから派生して生まれた指導団体で1994年イタリアにて創設されました。
日本に上陸したのは2017年で、国際的なIOSの基準よりも高いレベルで
独自のカリキュラムがデザインされています。
質の高いトレーニングを目指しているため、講習時間の長さや回数などは多くなっています。
Cカード取得のための海洋トレーニングの最低ダイブ数は、1スキンダイビング+4スクーバダイビング
ですが、SNSIでは1スキンダイビング+6スクーバダイビングを標準化しています。
指導団体の種類が多い理由
各指導団体によって教育方針、基本理念が異なります。
上記でも述べたように、元の団体から派生してできた団体もいくつもあります。
派生している理由としては、より特化していく部分やより重点を置いてケアしていく部分を細かく分け、
1人1人に会った講習ができるよう、団体は広がっています。
こんなに種類があると選べないという方も多いですが、ダイビングをするうえでどこを目指したいのか、
何を重要視したいかによって選び方は変わってきます。
下記の記事を読み少しでも参考にしていただけたらと思います!
ダイビングライセンスの種類
ダイビングライセンスにはレベルがあります。このレベルによって行くことのできる海が大きく変わってきます。
初級、中級のライセンスの違いや各団体でライセンスの違いがあるのか見ていきましょう!
初級ライセンス | 時間 | 水深 | 海 | 年齢 |
NAUI(オープンウォーターダイバー) |
日中のみ |
18メートルまで | 穏やかな海 | 10歳以上 |
PADI(オープンウォーターダイバー) | 日中のみ | 18メートルまで | 講習を受けた海と同等の穏やかな海 | 10歳以上 |
BSAC(オーシャンダイバー) | 日中のみ | 18メートルまで | 講習を受けた海と同等の穏やかな海 | 10歳以上 |
SSI(オープンウォーターダイバー) | 日中のみ | 18メートルまで | 穏やかな海 | 10歳以上 |
SNSI(オープンウォーターダイバー) | 日中のみ | 18メートルまで | 穏やかな海 | 10歳以上 |
中級ライセンス | 時間 | 水深 | 海 | 年齢 |
NAUI(アドバンスダイバー) | 24時間可能 | 30メートルまで | 講習を受けた海と同等の海 | 10歳以上 |
PADI(アドバンスドオープンウォーターダイバー) | 24時間可能 | 30メートルまで | 講習を受けた海と同等の海 | 12歳以上 |
BSAC(スポーツダイバー) |
24時間可能 | 30メートルまで | 講習を受けた海と同等の海 | 15歳以上 |
SSI(アドバンスダイバー) | 24時間可能 | 30メートルまで | 講習を受けた海と同等の海 | 15歳以上 |
SNSI(アドバンスド・オープンウォーターダイバー) | 24時間可能 | 30メートルまで | 講習を受けた海と同等の海 | 15歳以上 |
ダイビングライセンス費用はいくら?
ダイビングのライセンス費用はショップにより異なります。
初級ライセンスの値段を見ながら比較していきます!
【都市型】…海よりも駅が近い町中のショップ
平均価格は5万~8万でショップによって価格には差があります。
人数は4名ほどで行う講習が多く、平均4日~6日で取得できるところがほとんどです。
ショップは町中にあるので、自宅や職場からも行きやすくなっています。
【リゾート型】…駅や町よりも海に近いショップ
平均価格は3万~5万ほどで都市型よりも安くなっています。
しかし、現地までの交通費や宿泊代は自己負担となるところが多いため結果的に高くなることがほとんどです。
人数は1人~4人までで行うことが多く、平均2日ほどで取得できます。
講習期間が短い理由としては、学科講習などを現地でやらず自己学習になることが多いからです。
また、自分でショップまで向かう必要があるため、距離はありますが、
ダイビングショップの最寄りの駅まで迎えに来てくれる店舗が多いです。
ダイビングライセンス後悔しないためには?
ダイビングを始める前にどこのショップを選んだらよいのか、
なぜライセンスを取った方が良いのか、いつ取るのが良いのか、
せっかくライセンスを取るならば後悔はしたくない!
そう思いますよね??
ダイビングは皆さんが思うよりもお世話になるショップが大切になるのです。
後悔しないためにはどこまでのライセンスが欲しいのか、どんなダイビングをしたいのかによって変わります。
また、ダイビングは部活のように毎日できないからこそ、定期的にやる期間が必要になってきます。
数か月に一度は潜りに行ける環境を作ってもらえるショップを選ぶことが、後悔しないでしょう。
ライセンスを取った後のプランニングを一緒に考えてくれる、そんなところを選ぶのが上達のカギとなり、
ダイビングを楽しむ一番近い近道となります。
レーブではBSACのライセンスを取得することができます。
レーブでのライセンス取得までの実際の流れは、学科講習6時間、プール講習1回、筆記テスト、海洋講習2日間(計4本)
となっており、4~6日での取得となります。
その後もツアーを毎月開催しており、レベル別で行ける海があったり、リゾートツアーで沖縄や海外へ行く事もあります!
もっとダイビングの話が聞きたいかた、お申込みや問い合わせはこちらから!→Reve
ダイビングライセンスの公開が気になる方はは是非こちらのページもご覧ください!→後悔しない方法
Q&A
ダイビングは一人でもできる??
二人一組で潜るのが基本となっています。(バディシステム)
潜る前の陸上での器材チェックや、水中での安全確認、万が一トラブルが起きた時には
バディ同士で助け合いながらトラブルを回避し、安全に楽しめることを推奨しています。
ダイビングできない人は
呼吸器や循環器に持病がある方、高血圧や不整脈などの持病がある方、
糖尿病、てんかんをお持ちの方、肺気胸などを患ったことのある方は
ダイビングができないことがほとんどです。
ダイビング専門の医師の判断で制限付きで可能な場合もありますので、
お医者様にしっかりとご相談ください!
ダイビングショップ選びがわからない!
ネットで調べれば何でも出てくるようになった世の中ですが、唯一ネットでは分からないこと
それは、ショップの雰囲気や、スタッフの雰囲気です。
実際にライセンスを取り始めるとなったら嫌でもお店の人間との付き合いは必要になります。
ネットで調べた情報のみで飛び込むのではなく、まずは無料の説明会で根掘り葉掘り聞いてみてください!
スタッフの人柄や、お店の雰囲気、講習内容について、料金についても実際に聞いてみて納得できるところで
始めるのをお勧めします!
冬でもダイビングは出来る?
冬もダイビングできます。ダイビングは一年を通して出来る遊びです。
水の入らない防水のドライスーツというスーツを着用してはいるため、顔や手以外はぬれずに潜れます。
一年で一番海がきれいになるのが冬で、本州の海でも沖縄波の透明度になります。
1回のダイビングでどのくらい潜りますか?
1ダイブで約30分~60分ほどの潜水をします。
レベルに合わせて潜水時間も変わってくるので無理ない潜水計画を立て、実行しましょう。
講習は何名でしますか?
学科講習は1名~となっており、海洋講習などは4名で行っております。
ライセンスの変更はできる?
ライセンスを取った指導団体(ショップ)からほかの団体に変更可能です。
これをクロスオーバーといい、今いるショップに引っ越しなどで行けなくなり、
次の家の場所から行けるのが違う団体だった時に行います。
ダイビング指導団体の違うショップでも潜れる?
ダイビングの指導団体が違っていてもダイビングライセンスがあれば
どこのダイビングショップでも潜れます。
ダイビングライセンスとログブックの確認をされるのでしっかり持っていきましょう。
ライセンス取得を悩んでる方へ
最後に!今この記事を見てライセンス取得を悩んでいる方!
気になるショップがあるのであればまずは説明会に行ってみましょう!
各ショップさんによって強みは違います。
安くとれる、早くとれる、手厚い指導、ケアがある、など
実際に話を聞いてみないとわからないことも多くあります。
まずははじめの一歩✨踏み出してみませんか?