ダイビング中に不安を感じるのはなぜ。
皆さんこんにちは!渋谷店のアッコです♪
本日はダイビング中に感じる不安感についてお話していきます!
皆さんダイビングをする中でなんだか不安を感じる、怖さを感じるといった瞬間はないでしょうか?
ダイビングで感じる不安とは何なのか、不安感を抱いたままダイビングをしたらどうなるのか、
一度でも感じたことのある方は是非見てください。
ダイビングで感じる不安感とは
ダイビング中に感じる不安にはいくつかの種類があります。
また、少しの不安から大きな不安まで皆さん一度は感じたことがあるのではないでしょうか??
①視覚情報からの不安
ダイビング時は水中での視覚情報が頼りとなります。
海の中がとてもきれいで先の方まで見えている状態では、不安感はそれほど高くならないでしょう。
しかし、少し視界の悪い海や洞窟、ナイトダイビングなどの暗い中を通る時にはどうしても不安感が強くなります。
ボートダイビングで潜降中に下が見えず、怖くなり呼吸が苦しくなってしまった、深場での視界が悪く不安になってしまった。
そんな経験がある方も少なくないでしょう。
そんな方へアドバイス→水中での視界不良で怖くなってしまう方はインストラクターの一番近くにいましょう。
不安からくる苦しさなどがあった場合にはすぐに知らせることのできる位置にいることが大切です。
インストラクターと目が合う距離にいることで見ててくれている、人が近くにいてくれている安心感があります。
苦しくなってきたなと感じたときには呼吸のリズムを吸ったら4秒かけて息を吐くを意識してみてください。
また、鼻から息を吸いそうなときは鼻をつまんでしまいましょう!
②スキル面での不安
スキルに関しての不安といっても各々抱えている不安の種類は違います。
・耳抜き
耳抜きに不安を抱えている方は比較的多いのではないでしょうか。
先月のブログで耳抜きのコツを書きましたが、かなりの方が見てくださりました!
ダイビングとは切っても切り離せない耳抜きです。
うまく耳抜きをしないと、水深が深くなるにつれて水圧が大きくなり、
最悪の場合、鼓膜が破れてしまう可能性もあります。
そんな方へアドバイス→耳抜きのコツBLOGへ飛びます
・マスククリアが怖い
ダイビングで使うマスクですがふとした瞬間に水が入ってきてしまうこともありますよね?
マスククリアが苦手な方は水がいきなり入ってきたときの冷たさや、
視界の変化で呼吸が止まってしまっていることも多々あり、苦しいと感じる方も多いはず、、、。
そんな方へアドバイス→マスクの中に水が入りパニックになりそうな方は、やばい!!
と思ったらまずは鼻をつまんでください。
はいってきた水を鼻から飲んでしまうととても苦しくなってしまうのでまずは鼻をつまみましょう。
その後、ゆっくりと口呼吸をしてください。この時も吸った息を4秒かけては来ましょう。
呼吸が落ち着いてきたらゆっくりとマスククリアをしていきます。まずは落ち着く。ここが一番肝心です!
・エアーが早い
この不安は他のスキルが安定してきた、中級以上のダイバーさんの中でも感じている方は多いのではないでしょうか。
他の方より毎回空気残ってないな、、、。深場に行ったときに心配だな。
など、他の方に迷惑をかけたくないと思いながら潜っているという声も聞いたことがあります。
そんな方にアドバイス→まずは無理せず12リットルタンクを借りれるところでは借りましょう。
呼吸方法のアドバイスとしては、100%で吸って100%で吐くような大きな呼吸ではなく、
30%ほどの力で吸いその呼気を4秒かけて吐く。というようなゆっくりとした呼吸を試してみてください。
・本数は多く潜っているけど、経験値が浅い
例えば100本以上潜っていたとしても、フリー潜降、フリー浮上の経験がない。
流れのあるポイントでの経験がない。浮力の調整がまだ安定していない。そんな方もいると思います。
本数潜っているから上手なダイバー、安全に潜れるダイバーというわけではなく、スキルが見合っているかが大切になってきます。
このような不安を抱える方がいきなり流れの強いポイントへ行く、フリー潜降、浮上しかできないところへ行く、
この不安を抱えたままのダイビングは非常に危険です。
そんな方へアドバイス→チェレンジしたい海がある、気になる海がある場合インストラクターに相談しましょう。
いつまでにそこに行きたいのか、どんな練習をしたらいいのか、実際に計画的に練習をし、不安がない状態でいきましょう。
③体調面での不安
乗り物酔いなどで酔いやすくて、波酔いが心配です。寝不足で耳抜きが心配です。
風邪気味で副鼻腔が痛くならないか心配です。などが、よく聞く体調面での不安です。
そんな方にアドバイス→まずはその日の健康チェックに正直に答えてください。
その後何か不安のある方はインストラクターにしっかりと相談しましょう。
些細なことでも相談しておいて損はありません。不安を感じながら潜るよりも気持ちが楽でしょう。
また、潜りたいという意思よりもしかっりと自分の体調を優先してください。
水中で悪化してしまったとなったら、自分もしんどい思いをし周りにも迷惑をかけます。
④水に対しての不安
そもそも水が怖い方、もともと泳げず水の中に入ることに抵抗がある方もいるでしょう。
陸に比べ体も自由に動かず、呼吸も器材がないとできない。
確かに普段人が生活をする環境と大きく異なるのが水中です。怖さもありますよね!
そんな方にアドバイス→ダイビングは水泳などに比べて呼吸が簡単です。
ダイビングでは器材を使うので、使い方をしっかりと覚え慣れれば簡単にできます。
また、泳げない方でもダイビングの器材を使うことによって水中での自由が利くようになります。
不安感を感じないためにやるべきこと
なるべく不安なく潜りたい、そう思いますよね!
少しでも改善するためまずはここを意識的に行ってください!
①ブリーフィングをしっかり聞く
潜る前のブリーフィングでの会話をよく聞いておいてください。
水中でパニックになる方や、トラブルが起きる方の多くはこのブリーフィングをあまりしっかり聞いてない方に多いです。
②インストラクターにたくさん相談をする
些細なことでも大丈夫です。気になったことがあったり不安に思うことがあるなら何でも聞きましょう。
安全に楽しく潜ることがインストラクターにとっても皆さんにとっても一番大切なことです。
どんな小さな不安でも解消してから海を楽しんで頂きたい。そんな思いでいっぱいです✨
最後に
今回は不安感に関してお話していきました。
不安感を感じたままでダイビングをするとどうなるのか、皆さんお分かりだと思いますが
まずは楽しさが激減します。頭の片隅には常に不安材料があるので100%で楽しむは難しいでしょう。
また、不安があるだけでダイビング中のアクシデントが起こるリスクは上がっていきます。
安全に楽しく。ここを第一に考えている私たちは皆さんの不安を少しでもなくして潜っていただくために
いくらでも相談に乗ります。どんなことでも相談してきてください!